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新盆のお供え物へのお返しは必要?お礼状の書き方は?

読了までの目安時間:約 6分

 

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新盆(初盆)は、いつものお盆と違い、遺族や親族だけでなく故人の友人・知人や仕事関係者などを招いて法要が営まれます。

その時 お供え物やお香典をいただく事になります。

 

今回は、新盆でいただいたお供え物やお香典へのお返し、お礼状の書き方をご紹介します。

 

 

 

【新盆のお供え物のお返しは必要なの?】

 

故人が、亡くなってから初めて迎えるお盆の新盆(初盆)には、法要を営みます。

 

会食の席を設ける場合がほとんどなので、お返しする必要はありません。

会食の席を設けなくても、法要の後に折り詰めをお渡ししてお帰りいただきます。

 

 

ですが、最近では会食や折り詰めのほかに、お供え物や香典のお返しとして引き出物をお渡しするのが一般的になってきました。

 

 

新盆の香典のお返しである引き出物には、

 

•水ようかん・ゼリー

•お菓子の詰め合わせ

•日持ちのする海苔・お茶

•たくさんあっても困らないタオル

 

などの、消えものがおすすめです。

 

 

 

【お礼状はどう書くの?】

 

お礼状は手書きがよいのですが、書く枚数が多いときは大変です。

印刷したものでもかまいません。

 

 

お礼状は、形式はハガキでも必ず封筒に入れましょう。

 

 

お礼状では、以下の事に気をつけてください。

 

・故人の名前を必ず入れる。
・文中に句読点「、」や「。」は使わない。
・参列して頂いたお礼や、香典やお供物を頂いたお礼を必ず入れる。

 

 

 

 

 

【お礼状の例文】

 

ここでの例文は故人が父母とします。

例文は横書きですが、縦書きに書いてください。

 

 

 

例文1  法要に参列された方へ手渡しするお礼状。

 

 

拝啓
時下ますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます
この度 亡父○○○(故人の名前)儀 初盆に際しましては
お暑い中をまたご多忙中にもかかわらずお集まり頂きご鄭重なるご厚志を賜り
大変有難く存じております
故人もさぞかし浄土において感謝していることと思います
ささやかではございますが 亡父の初盆供養のしるしとして心ばかりの品を用意いたしました
何卒ご受納賜りたくお願い申し上げます
略儀ながら書中をもちましてお礼のご挨拶とさせていただきます
本日はまことに有難うございました
敬具
平成○○年○○月○○日
郵便番号 住所
喪主 ○○○○(喪主、施主の人の名前)
親族一同

 

*喪主、施主と故人の名字が異なる時は、個人の名前は姓と名を入れます。

 

 

 

 

•例文2  参列されなかった方へのお礼状。

 

 

拝啓

この度の故母○○(故人の名前)新盆に際しましては
過分なる御厚志を賜り誠に有難うございました
謹んで仏前に供えさせていただきました 心から御礼申し上げます
私どもも 新盆を向かえやっと落ち着いてまいりました
まだお暑い日が続きますので ○○様もお身体気を付けてお過ごしください

敬具
平成○○年○○月○○日
郵便番号 住所
喪主 ○○○○(喪主、施主の人の名前)
親族一同

 

*こちらも 喪主、施主と故人の名字が異なる時は、個人の名前は姓と名を入れます。

 

 

 

 

•例文3  堅苦しくしすぎない手書きでのお礼状。

 

拝啓
残暑厳しき折、お見舞申し上げます
この度は 故○○の新盆に際しまして 過分なる御厚志を賜り誠に有難うございました
謹んで仏前に供えさせていただきました
故人もさぞかし感謝していることと存じます 心から御礼申し上げます
本来ならば伺って御礼を申し上げるところではございますが
書面を持っての御挨拶をお許し下さい
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます
まだまだこの暑さは続きそうです
くれぐれもご自愛のほどお祈りいたしております
右とり合えず御礼まで
敬具
年月日
氏名
○○○様

 

 

 

 

 【おわりに】
新盆の引き出物・お礼状を郵送する場合は、法要が終わった1週間以内に出すと良いでしょう。
できればお盆の月のうちに送ってください。

不祝儀の風習は、地域ごとで違ってきます。

身内に年配の方がいらっしゃるのであれば、地域のマナーを聞いておくと なお安心でしょう。

 

 

親しい友人の新盆、お供え物は何を送る?いつまでに?メッセージの文例は??

読了までの目安時間:約 6分

 

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本当はあって欲しくはないけれど、自分と親しくお付き合いしていた友人が亡くなる、、、という時があります。

 

親しくお付き合いしていた方へ、またご遺族の方へ、新盆には何かお供え物を送りたい。

 

この記事では、何をお供え物に選び いつまでに送ればよいか、メッセージはどう書いたらいいかを書いていきます。

 

 

【お供え物は何を送る?】

 

新盆のお供え物というと、まずお線香を思い浮かべるかもしれません。

 

実は、新盆にお線香をいただきすぎて困った…という話はよく聞くのです。

お線香の香りにも好みがありますよね。

 

 

送って喜ばれるお供え物は

 

•生花(アレンジフラワーでも可)

•お酒、ジュース

•お菓子の詰め合わせ

•缶詰めセット

•果物

 

などが良いでしょう。

 

 

花はやっぱり一番喜んでいただけるようです。

 

友人がまだ若くして亡くなられた場合、好きだったお菓子などを送ると「これをもう食べることができないのだ」と、遺族が悲しみを新たにする場合もあります。

ですので、お菓子をお供えしたい場合は和菓子やせんべい等が良いと思います。

 

地域によっては、法要の参列者にお供え物を分けて持ち帰ってもらう場合もありますので、個別包装のものを選ぶといいですね。

 

のしの表書きは「御供物」「御供」になります。

 

 

お付き合いの深さにもよりますが、お供え物は3000円~10000円くらいのものが最近の相場のようです。

 

 

 

新盆となると、お供え物が重なる可能性もありますよね。

それを避けたいのであれば、お金を包むというのも一つの方法です。

 

*その場合の表書きは、不祝儀袋に「御仏前」「御供物料」と書きます。

こちらのは5000円~10000円が相場です。

 

 

お供え物はいつまでに送ればいいの?】

 

本当は法要に参加したいのだけれど都合がつかない。遠方で行けない。

 

そんな時は、新盆のお供え物を送ることになりますよね。

お供え物はいつまでに送れば良いのでしょう。

 

 

新盆は地域によって風習に違いがあります。

 

その地域では新盆が7月になるか8月になるか、確認しておきましょう。

 

7月にお盆の地域では、7月13日から16日

8月にお盆の地域では、8月13日から16日

 

となります。

 

日持ちのするお供え物であれば、法要の1週間前から10日前くらいに送るのがベストです。

 

法要当日は慌ただしいので、生花を送る場合は1日~2日前くらいに届くようにしましょう。

 

 

 

【お供え物に添えるメッセージはどう書けばいい?】

 

 

•花に添えるメッセージの例文です。

 

『心ばかりではございますが、お花をお送りいたします。
ご仏前にお供えいただければ幸いと存じます。
◯◯様の面影を偲びつつ、遠方から合掌させていただきます。』

 

『初盆にあたりお花を送らせていただきます。◯◯様のお写真のおそばに お供えしてください。 』

 

『新盆を迎えられるにあたり お花を送らさせていただきました。 ◯◯様のご仏前にお供えいただければ 幸いです。』

 

 

•品物の場合のメッセージ

 

『遠隔地におりますため、心ばかりですがお菓子を送らせて頂きました。◯◯様を偲びたいと思っております。ご家族の皆様のご健康を心よりお祈りいたします。』

 

 

『静かに新盆お迎えだと思います。皆様 お元気でお過ごしください。』

 

 

 

【おわりに】

 

亡き友人を偲び、心を込めたお供え物は、ご遺族にきっと喜んでいただけると思います。

ぜひ参考になさってください。

 

 

新盆のお返し、金額の相場って?品物は何を返す?のしの書き方は?

読了までの目安時間:約 4分

 

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新盆では、ほかのお盆と違い、遺族や親せき、故人の友人・知人などを招いた丁寧な法要を行います。

 

その時に香典やお供物料をいただきますが、そのお返しについて考えなければいけません。

 

ここでは、お返しするものの金額の相場、引き出物に良く選ばれるもの、お返しののしの表書きについてお伝えしていきます。

 

 

 

【新盆のお返し 相場はいくら?】

 

最近の香典料は、5,000円~10,000円が一般的です。

いただいた香典やお供物料の金額の、半分~三分の一程度がだいたいの目安とされています。

 

 

 

新盆は、法要のあとに会食の席を設けてもてなすことが一般的とされています。

その他に、お持ち帰りしていただく引き出物を用意します。

この場合の引き出物は、1,500円~2,500円くらいのものを準備しておくと良いでしょう。

 

いただいた香典があまりにも多かった時は、あとで別にお礼の品物をおくることもあります。

 

 

遠方に住んでいるなどの理由で、法要には参列できない方から香典やお供物料をいただくこともあります。

その場合には、頂いた金額の半分が目安とされます。

お礼状をそえて、引き出物をおくります。

 

 

法要だけで会食の席を設けない場合には、法要のあとに引き出物と一緒にお酒や折詰弁当などを準備しておきます。

 

 

【引き出物には何が良く選ばれているの?】

 

新盆の引き出物は、食べて無くなる・使って無くなる、いわゆる「消え物」がよく選ばれます。

故人の葬儀を思い出して、辛い気持ちになる方もいるかもしれないから、、、なのだそうです。

 

夏場なので、日持ちのするものが安心です。

 

定番としては、

 

・そうめん、冷麦

・水ようかん、ゼリー

・お茶、ジュース、アイスコーヒーセット

・お菓子の詰め合わせ

・海苔、調味料セット

 

または、

・洗剤セット

・タオル

 

高額な香典やお供物をいただいた場合にのお返しとして、カタログギフトも人気があるようです。

 

 

【引き出物ののしの表書きは?】

 

引き出物ののしの表書きは、

 

「志」 「新盆志」 「御新盆志」 「新盆供養」 または、「初盆志」

となります。

 

下段には、施主の氏名を書くか、〇〇家というように施主の家名を書きます。

 

 

【おわりに】

 

新盆のマナーの細かい部分は、地域に根差したもの、地域によって違うことが多くなっています。

最近の家庭事情で、ごく身内だけでの法要も増えてきています。
この記事を参考にしていただきながら、お住まいの地域の習わしを聞いて、そこに合わせてみてくださいね。

盆提灯って新盆だけしか使えないの?白提灯は誰が用意するの?どこに飾る?お金で頂いてもいいの?処分は?

読了までの目安時間:約 5分

 

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ご先祖様の霊が迷わず自宅に帰れるように飾る盆提灯。

 

今年 新盆には欠かせない盆提灯の基本的な決まり事や処分の仕方をご紹介します。

 

 

 

【盆提灯は新盆しか使えないの?】

 

 

新仏さまの新盆の時、そのご家庭では「白提灯」をあげます。この白提灯は、新盆1回きりの使用です。

それと、戒名が書いてある提灯も新盆だけ飾ります。

 

それ以外の盆提灯はいつまでも繰り返して使えます。

 

 

地域によって細かい違いはありますが、新盆の盆提灯は7月・または8月の12日に灯りをいれてから16日まで飾っておきます。

 

 

 

 

【白提灯は誰が準備するの?】

 

 

喪主以外の故人の子供たちが用意します。故人に子供がいない場合は兄弟が用意します。

 

(普通の絵柄入りの提灯は、兄弟や親戚・親しくお付き合いのあった方が贈るのが一般的です。)

 

 

 

【白提灯はどこに飾るの?】

 

 

白提灯は、故人の霊が初めてあの世からこの世へ戻ってくるための目印になるので、玄関の軒下に1つ吊るします。

ほかの盆提灯はお仏壇の脇に飾ります。

(地域によっては白提灯が一対の場所も有り)

 

提灯を片づけるのはお盆が明ける17日以降という事になりますが、新盆の場合は8月初旬まで飾っていても問題ありません。

 

 

 

【盆提灯の代わりに現金を頂いてもいいの?】

 

 

昔は、盆提灯の数が多いほど故人を偲ぶ人が多いとされていました。

 

今では住宅事情もあり、盆提灯を飾るスペースにも限りがありますよね。

そんな時は、盆提灯ではなく提灯代を頂いても決して失礼ではありません。

 

最近では、兄弟・親戚などから提灯代として現金を頂いて 全てご当家で準備する事も増えてきています。

(葬儀屋から提灯購入の提案を受けるケースもあるそうです)

 

盆提灯を断りたい場合は、「提灯代でいただけたら、、」と希望を伝えましょう。

 

 

 

【盆提灯って、処分していいの?】

 

 

昔は送り火で燃やしたりできましたが、アパートやマンションといった住宅事情・自治体のルールなどで、自宅で燃やして処分することは難しくなっています。

菩提寺が近くにある場合はご住職様に相談されるのが一番なのですが、最近では盆棚や供物の持ち込みを断っているお寺もあるようです。

 

ゴミとして扱うことに抵抗がある。。。

 

そんな場合は、提灯の火袋(絹や紙の部分)をほんの少量燃やして、気持ちの上でのお焚き上げをしましょう。

完全に消火させたら、提灯を紙に包んでゴミとして処分してください。

 

火を使えない場合は、お浄めの塩をふって紙に包んで処分しましょう。

 

これで気持ちもスッキリするでしょう。

 

 

*あくまでも、お住まいの自治体のゴミの捨て方にそってくださいね。

 

 

【おわりに】

 

新盆のマナーは地域によっては違いがありますが、盆提灯の飾り方や処分の仕方はほぼ同じだと思います。

参考にしていただけたら幸いです。

 

故人の霊が迷わず家に帰ってこられるよう、綺麗な提灯を灯して迎えてあげましょうね。